安倍外交の岐路

何か日中韓首脳会談が行われ、蚊帳の外でないよとの姿勢で安倍が顕著に話をしている。でも中韓は冷静だ。安定ありきであって核の問題がスポイル化されるのを懸念する姿勢はあまりない。先行きは先行きに聞くしかないとの態度と言ってもいい。今が諸解決のベストポイントなんだろうが、話合いの解決はどうしたって和解が前提となる。相互互譲が必要となる。安倍はドクトリン的な崇高なことを提言する能力がない気がする。なんかワンパターンで硬直しかけてる。どちらかというと国内向けの話しかしない。外交というのはそんなもんではないだろう。日露戦争だって日本が勝ったのに大幅な譲歩強いられた。これから安倍氏がポイント上げるべきは、もっと些細な所からだろう。もっと笑顔も必要となるだろ。そうした役者(金正恩が中々の役者魂を持ってるのは分かったが)振りをしなくてはならないだろう。それができないわけではないが、結局ソレは日本とは何か、その日本を守るとは何か、の正性根の勝負だろう。浅くてはイケナイ。深い何かを持ってる人なら核を使わずとも何かを成し遂げる。正にソレは彼ら集団、日本会議一派の真価というか言ってることとやってることとの齟齬がないかが問われる。可能性は25%くらいだろうか。できなかったら日本に何もプラスもたらさなんだら、安倍さんは首相能力の器でない。