河合奈保子の歌い方

世の中に河合奈保子のファンは未だに多いらしい。でも復活もその後のこともあまり知らされていない。知らされていないのは僕みたいな関心が薄かった人間ダケニ対してのこととも思われない。あの時の大ブーム、そのときでさえ何が、最大のヒットだったかも分からないし、なんかフリフリのコスチュームだったよな、肉体がしまる方向より膨れてく行く方向で、あった気がするが、その程度の自分にとって当時他のタレントに比してもひかれる所が自分にはなかった。でもね、聞いた歌は違うんだよ!今聞いた歌は、その当時の歌だから、その当時のファンにはまぶしく浸透していったんだろ。その伝わり具合は僕は当時は分からなかった、でもそれが今聞くと分かるのだ。

それを一言で言うとね、処女性というのでなくてね処女捧げ性なんだろ。処女を失うことのためらいも後悔もない。でも捧げても叶えられないことがあるだろう。それを後悔することはないんだけどその痛みはある。それを口にしてはいけない純粋と純潔、凛とした態度は彼女の歌の中にあるのだ。それが歌手河合奈保子を彩る。これがおじさんを悲しくさせる。可愛そうにさえ思う。後もう少し書こう。山口百恵が女の強さを歌ってた時、河合奈保子を女の弱さを歌ってたんだな~を中心にして…